57回機器分析講習会

主催 日本分析化学会関東支部

共催 日本化学会

後援 日本分析機器工業会

 

第1コ−ス :ICP発光分析およびICP質量分析の基礎と実際

 

 誘導結合プラズマ(ICP)発光分析法,ICP質量分析法をはじめとする原子スペクトル・原子質量分析法は,高感度かつ迅速な微量元素定量方法としての地位を確立しており,電子材料などの先端材料,高純度物質,環境試料,食品試料などの幅広い分野で利用されています。本講習会では,当分野の第一線でご活躍されている先生方の講義を受講していただくとともに,受講生が実際に数種の試料について分析機器を用いて測定(固相抽出剤による前処理技術の習得も含む)を体得できるよう企画しました。本講習会で使用するテキストは,「ICP発光分析・ICP質量分析の基礎と実際」(日本分析化学会関東支部編)を用います。講師の中に本テキストの執筆を担当された先生方がおり、講義の内容のみならず、テキストの内容を直接質問することができます。

 

会 期 201623日(木)〜 24日(金)

 

会 場 アジレント・テクノロジー株式会社 芝浦オフィス

108-0023 東京都港区芝浦4-16-36 住友芝浦ビル

TEL: 03-5232-9215

交通: @徒歩:JR山手線/京浜東北線 田町駅(芝浦口/東口)より徒歩13Aバス:品川駅港南口6番乗場にて田92(田町駅東駅口行)または浜95(東京タワー行)に乗車し、高浜橋バス停下車目前

案内図 www.agilent.co.jp/newsjp/companyinfo/maps/shibaura.pdf

 

日 程 第1日 <講義>   1000分〜17時15

       技術交流会 17時30〜19時00分

    第2日 <実習>    9時30分〜16時30分

 

講 義 

(1)  各微量元素分析法の測定原理と最新の動向(ICP発光分析,ICP質量分析)

都立産業技術研究センター)上本道久

(2) 半導体,セラミックスの分析         (東芝環境ソリューション)岡田 章

(3) 高純度試薬の分析                   (関東化学)井上達也

(4) 食品の分析                (日本食品分析センター)阿部 孝

(5) 河川水、底質の分析             (産業技術総合研究所)稲垣和三

(6) 金属、樹脂の分析              (物質・材料研究機構)川田 哲

 

   

実 習

(1) ICP発光分光分析装置を用いた水道水分析:固相抽出法により水道水中微量元素の分離濃縮を行い、濃縮液をICP発光分析装置で測定する。

                               (産業技術総合研究所)稲垣和三

(2) ICP発光分光分析装置を用いた金属試料分析:金属試料を酸分解した試料溶液に含まれる元素を分析する。

       物質・材料研究機構川田 哲

(3) ICP質量分析装置を用いた高純度試料分析の実際:超純水,半導体など高純度物質中の極微量元素を分析する。

                   (関東化学)井上達也,(東芝環境ソリューション)岡田 章

 

受講料(テキスト代,昼食代を含む) 会員(共催学会会員を含む)35,000円,会員外

   40,000円。講義のみ:会員20,000円,会員外25,000円。参加費の払い戻しは致し

   ませんので,あらかじめご了承ください。

 

募集人員 40名,講義のみも可(定員になり次第締め切ります)

 

申込方法 下記の析化学会 関東支部ホームページに掲載の所定に申込みフォームに記入後送信してください。

   ホームページ:http://www.jsac.jp/~kanto/

 

申込先 〒141-0031 東京都品川区西五反田1-26-2 五反田サンハイツ304

(公社) 日本分析化学会 関東支部〔電話:03-3490-3351FAX03-3490-3572

E-mailkanto@jsac.or.jp HP: http://www.jsac.jp/~kanto/